ことばのふしぎ
リモートワーク生活だけでなく、
週末のステイホームもすっかり馴染んできた今日この頃です。
単純に年を重ねて出かけることに億劫になってきたのもありますが。
帰省もしばらくしていないので、
実家の母親や父親とは電話で近況を話したりとか、
野菜を送ってもらったりしているのですが、
地元の方言がかなり独特だということをふと思いました。
私の地元、、、長野県のとある山村なのですが、
基本的に言葉が荒っぽい。
発声の一言目に強いイントネーションがくることが多いかな。
具体的な例をすらすら出せるわけではないですが、
子供のころによく聞いた言葉で印象に残っているのが。
「わりゃぁ、どこの子だー?」
※小さい子供にお名前は?と
一文字目の「わ」にインパクトがくるので、より荒っぽく感じるかも。
こちらも慣れているので返す言葉は、
「○○にーの、孫ーー!!」
※○○は祖父の名前。
目上の人に対して、兄さん姉さんと呼ぶ風習があります。
と、よく返事していたのを覚えています。
今思い返すと、自分の名前名乗ってない(^-^;
そして苗字を名乗らずにご近所での日常会話が成立しているので、
大人になってから誰が誰やら覚えられない。
私と母親の会話を奥さんが初めて聞いたときは
喧嘩しているかと思ったそうで。
普段の生活ではあまり表には出ませんが、
両親と電話で話しているときや、帰省した時と戻ってからの数日間は、
地元の方言が出てきますね。
もう一つ例を挙げると、
同意を求めるとき、語尾に「にー」「らー」をよくつけるのですが、
奥さんに言わせると使い分けが分からないそうで。
自分自身もわかっていないので「ニュアンス?」といつも言ってますが(^-^;
そういえば、母親の実家(同じ町内で数km離れているだけ)や町の中心部では、
もう言葉が違うんですよね。
子供のころはその言葉が当たり前だと思っていたのですが、
町内でも数百人ぐらいしか使っていない方言で。
そう考えると、言語的な興味を子供のころに持っていたら、
違う将来に憧れていたのかも。
ずいぶん前にNHKの教育番組で、
顔見知りのおばちゃんが宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を朗読していたのを思い出しました。
聞きなれた言葉で話していたのを懐かしく、録画しておけばよかったなぁと。
- まつさん -
2021-10-07 14:39:05
天パの話
どうも。ご無沙汰しております。
2年ちょっとの産休育休をいただき、無事に復帰いたしました=ちこ=です。
浦島太郎状態の復帰から早くも1か月が過ぎ、少しずつリハビリも進んできたところです。
私が育児に奮闘している間に世の中はだいぶ変わってしまいました。
早くマスクを外して、外を歩ける日々が戻ってくるのを切に願っています。
さて、タイトルにある通り、天パの話。
私の髪の毛は硬くて太くてうねうねで、全然いう事を聞いてくれない、天パです。
針金のようで、折り目をつけると跡がついてしまい、なかなか直らないし、
切りたての髪の毛は指に刺さったりします。(これ、めちゃくちゃ痛いです。泣)
小さいときは天然アフロヘアでした(笑)
成長と共にくるくる具合は少しずつ解消しましたが、いまだに天パは残っており、
夜お風呂に入った後、ドライヤで乾かして眠って、ブラシでとかしもせずに出勤すると
あ、パーマかけたの?可愛い。
なんて言われちゃいます。
パーマかけてません。
天然です。なんなら朝のヘアセットもしていません。。。苦笑
そして、主人もなかなかの天パです。
主人は小さい頃はさらさらストレートヘアだったようですが、歳を重ねるにつれて、
硬くて太くてうねうねに変わって行ったそうです。
そして。。。
天パ×天パから生まれてきた我が子。
やはり天パです(笑)
生まれたての時からくるくるしていて、おでこの上に台風が出現したりしていました。
これが物凄く可愛いんです。(親ばか)
現在2歳になりましたが
お風呂上りはさらさらストレートヘアなのですが、
ドライヤーで乾かすとあら不思議。
この間、お風呂に入って、子供の髪の毛をじっくり観察してみると、
実はめちゃくちゃ長いことが判明!!
(普段お風呂タイムは戦争のようなので、髪の毛の長さをじっくり確認なんて出来ないです)
(左:お風呂上り 右:ドライヤー後)
くるくるで長さが分からなかったのですが、ストレートにしたらだいぶ長いではないか!!
(生まれてからまだ一度もハサミを入れたことがありません)
今後成長と共にこの天パがどうなっていくのか。
一つの楽しみにします。
ちなみに私は、思春期の頃は天パが本当に嫌で嫌で。
縮毛矯正をかけて真っすぐにしたりしていました。
我が子には恨まれるのか、喜ばれるのか。
何はともあれ、天パ、万歳。
=ちこ=
2021-09-07 15:25:04
『陸っぱり21』 - 久々の釣り絡み -
この間、行ってきました。
ここ数回、釣果のない釣行が続いていたので釣り関連の話は
書いていなかったので今回こそは釣り絡みにしようと思って...
とある日の釣行記って感じです。
=========
いやー、その日の昼間は暑かった。
前日夜から「明日、夕方から夜中にかけて釣り行こう」
と考えていた。
急に思い立ったので仲間と行かず、”単独犯行”だ。
鯵狙い...荷物を軽くするため狙いを絞る。
15:00過ぎに家を出発!
今回は同乗者がいないのでCDを聞きながら、
と言ってもある曲のリピート、現場まで1時間半から2時間。
ずっっっっとリピート再生.....
実は昼間に買ってきた中古CD、大滝詠一『A LONG VACATION』。
その中から「君は天然色」と「さらばシベリア鉄道」
を延々と聴き、歌い、現場へ向かう。
『A LONG VACATION』最近また「流行っている」というのを
ネットで見るので買っちゃった。
ま、自分はそのあたりの年代って訳です。
いーねー!「君は天然色」、CMでも流れているしね。
・・・・・車窓の外はチョー暑そう・・・・・
現場付近到着、現場までは歩き。
これがかなり歩く、20分は歩くかな。
もう夕方、今日は海風があるので暑さは大丈夫。
口から出るのは『くぅ~ちびる~つんと~とがら~せてぇ~~♪』。
そんなこんなで釣り開始!
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:
やっぱ全然アタリない...釣れないし!
ちょっと離れた所、ルアーでやっている人は若干賑やか。
だけど俺はコマセにサビキ...(完全な釣り用語)
・コマセ:3mm、5mm、そのぐらいの小さいエビだったりオキアミだったり、
海中でふぁさーっと拡散させる寄せ餌
・サビキ:疑似バリが連なった仕掛け
餌釣り全然釣れな~~~~~い!
泣きが入るよ。
あの地震以来、ほんとダメになった。
釣りのYouTubeとかいい感じで連れているけど、あれは
もっと西の地方だと思う。
東はダメだ~。 でも船はいいらしい。
大きめのコマセブロックを用意していなかったから、
・コマセブロック:四角いブロック状に凍らせた物
「もうあと1時間ほどで帰りだな、ラーメン食って帰っかな」
なんて思いながら...
口から出るのは『お~もいで~はぁ~モ~ノ~ク~ロ~ムぅ~♪』。
そんな時、浮きが潜った!
ケミホタルの緑の光がぼわーっと、海に滲みながら沈んでいく!
キタ! よっしゃキタ~!! ”鯵”だ~~!
...でも20㎝行かないくらいかな。
残りのコマセの量、現在の時間を考えてリリース。
でもボウズはま逃れた。
するとすかさずアタリが...ケミホタルの緑の光が沈んで行く。
リールを巻く、今度はまーまー重いぞ!
メバルだ~~~! 久しぶり!
あら、でかいぞ!
サビキに来てくれるか~、いい奴だな~おまえ!
陸っぱりではななかないいサイズだと思う、25㎝ぐらいかな。
まるっと太ってる、こりゃ煮つけでサイコーでしょ。
でも、この一匹だけだと思うのでリリース。
口から出るのは『い~ろをつぅ~けてくれ~えぇぇ~~♪』。
俺は夜釣りが大好き!
天気がいい夜、今夜はほぼほぼ満月、月明かりが良い感じ。
夜なのに雲が見える、月明かりのおかげで雲の輪郭がはっきり
分かる...よくアニメで見るような夜空。
...雲が流れて行く、時折月を隠す...
海の方に目をやると遠くで幾つもの明かり...タンカーや漁船だ。
ここから見ると横一列に並んで見える。
海面に月明かりが波に揉みくちゃにされて....
もう本当にアニメのワンシーン...STOPボタンを押した状態だよ。
ま~~、釣果は寂しくてもね...
身を包む暗闇、目に入ってくる光、耳に入る波のうねり、
肌に感じる風、何処からか聞こえる話し声....
......夜釣りはいいね~~~。
結局このあと鯵2匹釣れたけど全てリリース。
そして納竿、来た道を...暗闇を歩いて車へ戻る。
時間は22:00ちょっと前。
でも、鯵3匹はここ数年なかったかも。
釣果とは言いたくないけどね。
帰り道、川沿い、田んぼ沿い、畑沿い、そんな道を月明かり
の中、行きかう車も数少なく...
勿論、車内では...
「君は天然色」と「さらばシベリア鉄道」が
ずっっっっとリピート再生.....
『くぅ~ちびる~つんと~とがら~せてぇ~~♪』
『お~もいで~はぁ~モ~ノ~ク~ロ~ムぅ~♪』
『い~ろをつぅ~けてくれ~えぇぇ~~♪』
『つたえぇ~~~ぇてぇ~~おぉ~くぅ~~れぇ~~~~ぇ♪』
俺の唄が響きまくり!
今度はサーフ(砂浜)でキス(鱚)狙うべ。
あれ! ラーメン忘れた~!!
=========
やたら長編に成ってしまった。
長すぎだな、こりゃ怒られるわ。 すいません。
-もりちゃん-
2021-08-11 10:24:56
夏の思い出
夏(まだ梅雨?)ですね!
最近何があったかな~と色々考えたのですが
家にいる時間が長いので話題が驚くほどない…!
ということで、夏ですし!すこ~しだけホラー?な、思い出話をひとつ。
*
高校生の頃、遠方に住んでいた祖父が亡くなってお通夜が行われた夜、
親戚が集まり、セレモニーホールの広間で
祖父の思い出話をしていたのですがどうにも少し肌寒く、
私は母に伝えて車に置いてあるブランケットを取りに出ました。
お通夜は一般的なセレモニーホールで行われていて
1Fには喫茶店があるのですが、
その喫茶店に紫の着物を着たおばあさんがぽつんと座っていたのです。
見えたのは後ろ姿だったので、
どうしてこんな時間に一人でと不思議に思いつつ、
車に到着してブランケットを取り出し戻ろうとして、ふと。
そもそもあの場所に、今この時間にいるのはおかしい
ということに気づきました。
もうかなり前の話なので正確な時間は覚えていませんが、
恐らく深夜0時を過ぎていたはずで、喫茶店は当然営業しておらず真っ暗。
ブランケットを持って戻る道すがらもう一度その場所を見ましたが、
おばあさんはいませんでした。
怖さや気持ち悪さはなかったので、
悪いものじゃないんだろうと思い母にそれを報告したところ、
「もしかしたら祖父より先に亡くなった祖母だったのかもしれないね」
なんて話して終わっていたのですが…。
つい最近になって当時のことを話していた際、
母にはおばあさんが着ていた着物の色を言っていなかったということがわかり、
紫の着物を着ていた、ということを伝えたところ
母がとても驚いた顔をするので「おや…?」と思ったら、
祖母の葬儀の際に母が仕立てた着物をお棺に入れたらしく
それが紫の着物だったそうです。
生きている間に着たことはないものだったとのこと。
*
私は全く怖い思いをしたとかでもないですし、見間違いかもしれないのですが、
祖父を迎えに来てくれたんだなぁ、というのと、
母が仕立てた着物を着てくれてたのかもしれないなぁ、とちょっと涙ぐんでしまいました。
そろそろお盆の時期もきますし、思い出話をするのもいいものです。
そんな夏にちょっぴり涼しい思い出話でした♪
*なつき*
2021-07-15 13:59:51